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愛犬とつながる勇気!〜アドラー流ペットシッター〜

15年間でのべ5,000頭以上の犬のお世話をしてきたペットシッター。アドラーの考え方をベースに動物に接することで動物達と「相互信頼」「相互尊敬」を大切にしています。

犬の食事と皮膚病は・・

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「食事」と皮膚病はかなり関係しています。

食事のせいで何かのアレルギー反応として皮膚病になっていることがあるのです。飼い主が手作りでペットのために料理を作っている人も最近増えています。

有害物質を極力与えずに健康的な食事をしてほしいからです。いろんな味のドッグフードも豊富に揃っています。数ある中から、ペットに合う健康的な食事を与えていく必要があります。

ペットが痒がっていたら、ちょっと前に与えた食事の内容について考えてみてください。犬にたんぱく質が足りない状態だったり、食べ過ぎてしまった状態だったりすると皮膚病になりやすいです。犬の抵抗力がない状態だからです。またその犬にとってアレルギー源となるものを食べさせてしまったときにも、アレルギーとして皮膚に異常が現れます。自分のペットはどんな食物に弱いのかきちんと把握しておく必要があります。

 

食物のアレルギー源となりやすいのは、牛乳や卵、大豆、牛肉や豚肉や馬肉や鶏肉、小麦、とうもろこしです。これらを犬が食べて部分的に痒がったり、全身痒がったりするとアレルギーです。アレルギーが出たらその食べ物を特定して、与えないようにするしかありません。

 

またたんぱく質不足とかカロリー不足の状態だと犬は皮膚病になる確率が高くなると言われています。ドッグフードなどでたまに質の悪い油を使ったものがあります。有害物質がたくさん入っているドッグフードも避けた方がいいです。生肉や生魚、野菜や果物などから消化酵素を適度に取り入れることも大切です。酵素が不足した体は、栄養をきちんと吸収できずに排出してしまいます。食事は体の基本です。自分のペットの食事内容について改めて見直してみてください。

 

ペットの皮膚を守るためにも、シャンプーをしてきれいにしてあげることは大切な飼い主の役割です。

しかしシャンプーによって皮膚病が誘発されることをご存知でしょうか。シャンプーには、たいてい合成界面活性剤と呼ばれる物質が入っています。界面活性剤は、普通では混ざらない水と油を混ぜるため使われるものです。そしてそれには「界面活性剤」と「せっけん」があります。

 

せっけんは動植物の油脂から作られている天然の安全なものです。これに対し合成界面活性剤は人工的な成分で石油から作られています。皮膚を覆っているバリア機能を破壊して、細胞を壊してしまいます。犬だけではなく、人にも有害な物質と言われています。私たちは皮膚からこうした危険な物質を体内に取り込んでいるのです。

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ペットの皮膚病は、体の異常を周囲に知らせているものだと思ってください。皮膚病だけが関係している場合もあれば、もっと大変な病気が関係して皮膚に異常が現れていることもあります。薬を飲んだことで現れた副作用の場合もあります。

 

ペットを洗うときに使ったシャンプーの中の合成界面活性剤による不調も考えられます。犬の皮膚は人よりもかなり薄くてデリケートです。吸収性に優れた皮膚のため、いろんなものを皮膚から体内に吸収してしまうのです。どういうシャンプーを選ぶべきなのか悩むときには、ペットショップ、動物病院、美容室などに相談するといいです。1ヶ月に1回程度のシャンプーで十分です。洗いすぎて皮膚から油分をとりすぎないように注意してください。

 

四季の中で「夏」は特に犬の皮膚病が増える季節です。

夏に痒がる犬は多いと思います。ペットが暑さによって体力低下の状態にあるとか、暑さのため運動が思うようにできない状態にあることでストレスを持ち、免疫力が下がり皮膚病になりやすいのです。つまり夏の暑さにペットが負けないように、飼い主が配慮することで、予防できるのです。

 

夏に犬がかかりやすい皮膚病としては、「膿皮症」、「ノミアレルギー」が挙げられます。犬の体の中で悪玉菌が異常に繁殖して皮膚が化膿するのが「膿皮症」。

ノミが吸血して痒くなりアレルギー反応を起こすのが「ノミアレルギー」。ノミは高温で多湿な環境を好みます。15℃以上の気温で、60%以上の湿度で急激に繁殖します。そのため梅雨以降の湿度が高い季節に一気に増えるのです。ダニも夏に向けて一気に増えるため、アレルギーの原因となります。

 

皮膚病の原因となるカビ、ダニ、ノミなどを増やさないこと。部屋の中が極力湿気を帯びないように、晴れた日にはよく換気をします。雨で窓が思うように開けられないときには、扇風機を部屋の中で回すだけでも除湿効果が期待できます。部屋の中、犬の布団、犬のおもちゃなどの掃除をこまめに行うことも大切です。

犬の死に毛を放置しておくと、体の通気性が悪くなり、皮膚が蒸れた状態になります。ブラッシングにも大きな意味があります。

 

シャンプーをして、その後はしっかりと乾かします。ドライヤーの熱風をあてすぎないように、熱風と冷風を交互に使います。顔にたくさんシワのある犬の場合、シワを広げて皮脂、ほこり、汗を拭いてあげます。

 

皮膚病の予防、皮膚病の治療にとって大切なことは、まず皮膚病の原因究明を行うことです。犬の皮膚病としては、寄生性のものと細菌性のもの、カビによるもの、アレルギー、内分泌異常、腫瘍などがあります。どの皮膚病も犬に現れる症状はよく似ています。しかし原因によって、治療方法はまったく違ってきます。

 

近年ペットの病気に関しても研究が進んでいるので、薬や殺虫剤などよく効くものがたくさん出てきています。主な治療方法には、ペットを薬浴させたり、注射をうったり、薬を飲ませたりすることで根気よく治していきます。

 

皮膚病予防の重要なポイントは、ペットの日頃の健康管理です。体力が落ちた状態、健康管理がきちんとできていなければ皮膚病にかかりやすくなります。日頃から犬の皮膚のお手入れをしっかりとしてあげてください。散歩後にはお湯で足を洗います。足、体の汚れが特にひどい場合のみシャンプー、石鹸などを使います。

 

いつも使っていると、犬の皮膚に刺激を与えすぎてしまうため逆効果となりますから気をつけてください。たいして汚れていないならば、ぬれタオルを使い体を拭く程度で大丈夫です。次にブラッシングを丁寧にします。犬の皮膚の血行をよくする効果、新陳代謝促進効果があります。

 

こうして飼い主とペットがスキンシップをとることで、犬との信頼関係が生まれますし、些細なペットの変化にも気がつくことができます。薬に頼るのではなくこうした日常のケアによって病気自体を予防していくことが大切なのです。

 

皮膚病によってペットが痒がるときは、乾燥から守ることで楽にしてあげることができます。痒みを抑えるには、環境的要因もかなり大きな影響を与えます。犬の体温が上がると痒みが増すので、犬の生活している場を涼しくしてあげるといいのです。ペットが室内にいるなら、暑い時季はクーラーのついている部屋にしてあげます。室外にペットを飼っているとき、風通しが良くて涼しい場所にしてあげます。

 

皮膚の乾燥で痒みもかなり増すため、乾燥しないように犬の体を潤してあげることがポイントです。水でベビーオイルを10倍くらいに薄めて塗ってあげます。霧吹きを使い体全体に吹き付けてあげるのもいいでしょう。お料理に使うお酢を10倍に薄めて同じように吹き付けるのもいいでしょう。

 

空気が乾燥したところにいる場合、室内ならば加湿器を使うなどして部屋全体を潤してあげます。室外ならば犬の近くに水をまいてあげるとか、体に水を吹き付けてあげるといいでしょう。

 

こうした環境改善は、飼い主次第でいくらでもよくなります。ペットのために努力を惜しまず、一緒に遊ぶ、散歩するなどしてストレスを持たないようにしてあげましょう。犬が痒がるとき、このような点を確認して改善できるところはすぐに実践してあげるようにしましょう。

 

犬が痒がったら、いつごろから痒みがでたのか、どこが一番痒そうなのか、どんな季節、どんなときに最も痒がるかなどチェックするようにしましょう。病院へ行ったら必ず聞かれます。皮膚病を特定するのにかなり役に立ちます。

 

ペットの普段と違う変化に飼い主の方なら気がつくことができると思います。犬が「痒がる」ときには、その動作に注意してください。犬の皮膚病はとても多い病気です。皮膚は体の全体を占めるものですから、動物医療においても皮膚病には注目しています。

 

皮膚病と聞いてまっさきに思い浮かべるのはペットが痒がる姿だと思います。実際に病院を受診した皮膚病の犬の半分以上が症状に「痒がる」ことを挙げています。

 

犬が痒がるのにもいろんな動作があります。「なめる」、「噛む」、「ひっかく」、「吸う」動作です。こうした動作は、犬の痒がっている部位によって違ってくることもありますが、病気の程度、症状によっても違ってきます。この痒がり具合によって医師は病気を診断して判定します。

 

人でもそうですが、犬も痒みがひどいとイライラします。痒いことでストレスを抱えるのです。こうなってくると、やたらと噛みつく場合があります。そのため皮膚病が重くなる前に見つけて、治療することが重要なのです。

 

痒みはいろんな要因により悪化することがあります。皮膚が乾燥すると、痒みはかなり増します。皮膚は生活環境が高温化にあるとか、犬が退屈しているとか、ストレスがあると乾燥しやすくなります。そのためペットの皮膚が乾燥していたら、飼い主はオイルなどを塗って皮膚を潤してあげるといいと思います。