愛犬とつながる勇気!〜アドラー流ペットシッター〜

15年間でのべ5,000頭以上の犬のお世話をしてきたペットシッター。アドラーの考え方をベースに動物に接することで動物達と「相互信頼」「相互尊敬」を大切にしています。

猫から教わるアドラー心理学?

アドラー流ペットシッター、

河合弥生です。

 

神戸で行われたキャットショーを見学してきました。

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キャットショーってあまり馴染みがないというか、

見学できるということも知らなかったので、

未知の世界です。

猫ちゃんのお世話はプロとしてお仕事させていただいておりますが、

ブリーディングの世界はまた別世界なのですよね。

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審査中の様子。

身体や顔のバランス。

筋肉のつきかた。

毛並みや模様、カラー。

性格などを審査していくようです。

 

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飼い主さん以外の人間に、

身体のあちこちを触れても絶対に怒ったりしない猫さん達。

審査の順番待ちの時も、

ケージの中でおとなしく待機しています。

すごい・・・!
さすがショーに出る猫さん達。

プロ意識ですね。

 

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入賞した猫さん。

入賞の理由を審査員さんが説明してくれます。

これがまた非常に勉強になります。

 

キャットショーに出ている猫さん達は、

「相互尊敬」「相互信頼」の関係性を飼い主さんと築けており、

共感力の高い猫さんなのだとおもいます。

だからこそ、

ショーの間は飼い主さんと共に頑張れる。

緊張もするだろうし、

眠い時もあるだろうし、

退屈な時もあるでしょうが、

審査中はどの子もキリッとして頑張っていました。

 

 

猫って自分勝手ですぐ忘れるし、

しつけなんて無理な動物だと思われがちですが、

(猫さまゴメン)

ちゃんと「相互尊敬」「相互信頼」の関係があれば、

トレーニングもできますし、

非常に良好なパートナーとなるんですよ!

 

もうひとつ、

びっくりしたことがあります。

それはあれだけの猫がいる会場で、

「全くニオイなく、

毛も飛び散っていない!!」

これはもう、

素晴らしくお手入れをされているからだと思います。 

 

いやー、

学び多い1日となりました。

猫さんからもアドラー心理学を学ぶことができるなんて!(笑)

 

ペットとの関係性でも、

「相互尊敬」「相互信頼」は大切なのです。

 

いろいろなトレーニングスキルもありますが、

まずはここをしっかり築いていくことが最優先ですね。

 

つながる勇気 (アドラー心理学がよくわかる動物たちのフォトブック)

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