「河合さんの言うことは聞くのに、
私の言うことは聞かないんです、うちの子・・・。」
このようなことをおっしゃる飼い主さんがいらっしゃいます。
なぜなんでしょうか?
他人だから犬も気を遣ってる?
お母さんはナメられているから?
河合さんがコワイから?
理由はいくつかあるかもしれませんが、
大きな原因の一つとして、
伝え方が間違っているのかもしれませんよ?
話が少しそれますが、
先日、ユニバーサルスタジオへ遊びに行きました。
今、大人気のミニオンパークで、
「ミニオン・ハチャメチャライド」に並んでいました。
私達は、小さいお子さん二人とお父さんとお母さんのご家族と同じグループでした。
いよいよ乗り込む前に、
キャストさんからの説明がありました。
「帽子やサングラスは全て外して、
荷物は足元へ置いてください。」
その説明を聞いた子供さん二人は素直に、
その場で帽子やミニオンメガネを外して、
そのまま足元に置いたのです。
・・・どうですか?
キャストさんは「乗り物に乗ったら」とは言いませんでした。
私達大人は、場の雰囲気で「乗り物に乗ってからでいいんだな」と理解できます。
しかし、子どもたちはキャストさんの言った通りに行動しただけなのです。
なんら間違っていません。
でも、お父さんは少し気恥ずかしそうに足元に置かれた帽子やメガネを拾って、
自分のカバンにしまっていました。
これと同じようなことが、
犬と飼い主さんの間で起こっているかもしれません。
なにが言いたいのかというと、
「犬にだすコマンドが間違っていませんか?」
もしくは、
「コマンドの出し方が間違っていませんか?」
ということです。
犬はコマンドの通りに動いています。
しかし、
その行動は飼い主さんの意図とは違っていれば、
「うちの子は言うことを聞かない」となってしまいます。
私をはじめ、
犬のトレーニングを学んでいる人達は、
「どうすれば犬に理解してもらえるのか?」ということを常に意識しながら、
コマンドを出しています。
指示を出すタイミング、
指示の出し方、
声や目線の全てを意識して行っています。
ですから、
言うことを聞かない犬が悪いのではなく、
飼い主さんのコマンドの出し方がどうなのかをまず確認してみてください。
犬たちは、
飼い主さんをよく見ています。
しっかりコマンドを出してあげれば、
きっとあなたの指示をきちんと理解して、
行動してくれるようになりますよ。
当社のドッグトレーニングは、
シーザー・ミラン流です。
犬の本能に合せたドッグトレーニングを行っています。
ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの 犬が教えてくれる大切なこと
- 作者: シーザー・ミラン,メリッサ・ジョー・ペルティエ,ナショナルジオグラフィック,藤井留美
- 出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社
- 発売日: 2017/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る