愛犬とつながる勇気!〜アドラー流ペットシッター〜

15年間でのべ5,000頭以上の犬のお世話をしてきたペットシッター。アドラーの考え方をベースに動物に接することで動物達と「相互信頼」「相互尊敬」を大切にしています。

他の犬に吠えてしまう犬の飼い主の心境

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ペットの飼い主メンタルトレーナー、河合弥生です。

 

「うちの子、他のワンちゃんを見ると狂ったように吠えてしまうのです。」 

 

よくご相談をいただきます。

 

これは、

犬の社会化期に他の犬との接触がなかった、

もしくは少なかったために、

どうしていいかわからずに吠えてしまう場合がほとんどです。

 

吠えてしまった時に、

飼い主が間違った方法で対処しているため、

吠えることが助長されてしまい、

どんどんエスカレートされていくことが多いのです。

 

間違った方法で対処。

それは、

吠えている犬を抱き上げ、

そそくさとその場を立ち去る行為です。

 

他の犬に吠えている飼い主の心境。

それは、

「しつけが悪いと思われる・・・。」

「うるさい犬だと思われる・・・。」

「悪い飼い主だと思われる・・・。」

 

犬ではなく、

飼い主さんがバツが悪い思いをしているのです。

だから、

早くその場を立ち去りたい。

 

これでは、

吠え癖は絶対に直りません。

 

大事なのは、

事実をみつめて少しずつでも改善していくことです。

 

そのためにはまず、

飼い主さんがイライラせずに穏やかな気持ちを保ちつつ、

挨拶練習をさせてもらえる犬と飼い主さんを見つけ、

練習を積み重ねることです。

 

まず1頭でも挨拶できるお友達ができれば、

犬も飼い主も自信がつきます。

そして、

また1頭、もう1頭とお友達を増やしていきます。

 

大丈夫。

そうやって他の犬と一緒に散歩できるようになった子はたくさんいます。

 

まずは飼い主さんがオープンマインドになることが大切です。

 

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親と子のアドラー心理学 勇気づけて共に育つ

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5歳からのドッグトレーニングは手遅れなのか?

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ペットの飼い主メンタルトレーナー、

河合弥生です。

 

「うちの子はもう5歳なので、

トレーニングするのは遅すぎますよね?」

 

というご相談をいただくことがあります。

 

大丈夫です!

手遅れではありませんよ!!

 

犬のトレーニングに年齢制限はありません。

早く始めた方が早く直りますよ、ということなだけ。

 

例えば、

子供の時に正しいお箸の持ち方を覚えれば、

その後はずっと正しいお箸の持ち方で過ごすことができるわけです。

でも、

大人になってから直そうとすると、

何十年もの癖が抜けずに直すのに時間がかかってしまいます。

この違いだと思ってください。

 

飼い主さんが「うちの子はもう無理」と決めつけずに、

「まだ5歳!まだまだいける!!」と前向きにとらえていただきたいのです。

 

愛犬はいつでも、

いつからでも、

飼い主さんと頑張ってくれる能力をもっているのです。

 

 

親と子のアドラー心理学 勇気づけて共に育つ

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愛犬と向き合うということ

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ペットの飼い主メンタルトレーナー、

河合弥生です。

私はいろいろなご相談をうけることが多いのですが、

多くの飼い主さんが見落としていることがあります。

それは、

「自分の犬と向き合うということ」。

 

自分の愛犬のことを一番よく知っているのは誰なのでしょう?

獣医さん?
ドッグトレーナー?
犬友さん?

いいえ。
飼い主さんですよね?

それなのに、

目の前の愛犬の状態が目に入っていない飼い主さんが多いのです。

 

迷った時には、

愛犬をよく見て、

観察してみてください。

 

答えは愛犬が知っているのです。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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