愛犬とつながる勇気!〜アドラー流ペットシッター〜

15年間でのべ5,000頭以上の犬のお世話をしてきたペットシッター。アドラーの考え方をベースに動物に接することで動物達と「相互信頼」「相互尊敬」を大切にしています。

クローズアップ現代〜空前の猫ブームの陰で失われる小さな命〜で考えること

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ペットの飼い主メンタルトレーナー、
河合弥生です。

NHK「クローズアップ現代」で、

ペットブームの裏側に実態について放送がありましたね。

 

一般の方はびっくりされた現状だったと思いますが、

ペット業界では昔からある問題です。

昨今では、

「目指せ!殺処分0!!」

という文言をよく耳にしますが、

大切なのは「殺処分が0」という数字ではないのです。

「殺処分0」という数字の裏側、

背景を見ていかなければなりません。

 

いくら殺処分0であっても、

「引き取り業者」に引き取られて、

飼い殺しにされている現状があっては意味がないのです。

動物愛護法も年々改正され、

保健所も引き取り拒否ができるようになりました。

 

では、引取拒否されたペットはどこへいくのか?

もちろん、

考えなおして再度、

一緒に暮らしていく覚悟をしてくれる飼い主さんもいらっしゃるでしょう。

 

しかし、

保健所でひきとってもらえないのであれば、

お金を払って動物病院で安楽死を選ぶ飼い主さんも増えていると聞きます。

 

引取をしてもらえなくなったブリーダーやペット販売業者が、

引取業者にお金を払って引き取ってもらうのです。

 

先日、

「妖怪かわいそう」の記事を書いたのですが、

かわいそうと悲観するだけではなく、

ペットの飼い主さん達には、

 

「現状を知り」、

「しっかりと学び」、

「終生飼養」をお願いしたいのです。

 

petlife.hatenablog.com

 

ペットについて不安があれば、

ドックトレーナーや獣医師、

ペットシッターなどの専門家に相談してみてください。

 

まずは飼い主が勉強して賢くなっていきましょう。

そうすることで、

少しずつペットを取り巻く環境は改善されていくはずです。

 

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ある犬のおはなし

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